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冬用のNeoShell – APOC JACKET

登山口から2時間のハイクアップを経てバラクラバを被り、グローブを替え、アイゼン・アックスの冬山装備を付ける。

そこまでのハイクアップでは、気温がそれほど低くはなくマイナス5度程度か。
所々に凍った路面と薄く積もった雪の中、写真を撮る時以外は休まずスピード重視で歩く。

ジャケットはPolartecの防水透湿素材「NeoShell」を採用したAPOC JACKET。

息が上がりジャケット内が汗ばんでくるが、やはり他素材よりNeoShellは透湿がすぐれてて汗がこもらないと実感できる。

装備をつけ、目的の岩稜を目指してクラストした雪面を難儀しながらハイクアップ。
標高も稼ぎ空気は冷えてきた。かなり息が上がるが、風が出て気温が下がり、小雪も降ってきた。
ジャケット内の蒸れは、もう気にならない。手先が少し冷えると感じるだけで、レイヤリングは問題なく、ルートに集中できる。雪と所々に氷を纏う岩稜に突っ込み、ハイマツやコメツガの枝を腕や肩でかき分けていく。

ジャケットは強度を持たせた表地で安心感がある。どんどん突っ込む。アックスがジャケットに触れても気にならない。

それよりルートの行方に頭が働く。

気付いたらあっけなく山頂に出た。

風も強まり雪は横殴りだ。ヘルメットの上からフードを被るだけで、何故かいつも守られたような感覚になる。
下山は急な雪面を降りる。岩を手掛かりに、アックスを雪面に打ち付けながら、アイゼンを装着した足の置き場を慎重に選ぶ。
樹林帯に入り、暑くてフードを外すと新鮮な空気が頭を包み気持ち良い。
これから、また2時間程度の下山が待っている。

一気に汗をかく。ジャケットのフロントジッパーを開けて換気する。

一日の行程を通してピットジップを開けることはなかったが、NeoShellの透湿性の良さが活きているのかもしれない。

APOC JACKETは、WESTCOMBのNeoShell採用ジャケットの中で最も表地の耐久性があり、よりハードな使い方にマッチします。

ポケットは、左胸、ハンドポケット、右肩、インナーポケットと充実。冬はやはりポケットが充実しているほうが山行では便利。
スタイルもアスレチックフィットだから細身でもたつきの無いデザイン。春山まで長くお世話になりそうだ。

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