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バイオエタノール原料の固形燃料 Fire Dragon

廃棄される野菜や穀物が原料の固形燃料
Fire Dragon (ファイヤードラゴン)
従来の固形燃料とどう違うのでしょう??

固形燃料の歴史はそんなに古くありません
1980年代半ばくらい
それまでは鍋を食卓で食べるためにコンロのガス栓からガスをひいたり。
なので、固形燃料が出たときは画期的だったんですね。
旅館や食卓の一人用鍋が普及を促しました。

原料となるのはアルコールです。
そこに固める成分を足して作るだけ。
成分がシンプルな分「火力を安定させて一定に燃やすこと」
これが難しいと言われています。

FireDragonの固形燃料 他社との違い

本題に入りましょう
FireDragonの固形燃料と他製品との一番の違いは、

植物由来エタノールからつくられている

ことです。
本来なら捨てられてしまうはずの規格外の野菜などを使用しています。
なんともエコな原料を使っています。

植物由来だと何が違うかというと

1.有害なガスが発生しません
2.匂いがない
3.生分解性

身体にも環境にもいいというわけです。
もともと、FireDragonが固形燃料をつくり始めた理由は
中東などに駐留している兵士がその燃焼ガスを吸って死亡するケースが発生したからなんです。

イギリス軍やNATO軍からさまざまな物資を製造依頼されていたBCB International(製造元。 FireDragonはブランド名)
古くは、軍用の薬やファーストエイドなどを製造していました。
兵士のそのようなケースが増え、燃焼ガスの毒性が指摘され、
国(イギリス)から無毒、なおかつ無害な固形燃料の開発を依頼され、ウェールズの大学と共同で廃棄される規格外野菜や、穀物などからエタノールを抽出し、固形燃料を製造する事に成功しました。
今では、イギリス軍を含め広く各国の軍で使用されています。


ですので、身体にいいだけでなく、
●着火しやすい
●500mlが6分半で沸騰
●雨でもつかえる
●使うまえに手に塗ればエタノール消毒もできる

など使い勝手も十分に考えられてます。
さきほど、固形燃料は火力を安定させるのが難しい、と記述しましたが、
FireDragonは、500mlの水が約6分で沸騰するので、
火力の強さも伴い、早さと実用性があります。

食品と一緒に持運んでも安心ですし、
ナイフで固形燃料を切ったりした後も(燃焼時間を短くしたいときなど)、
食品を切るのに躊躇せずにすみます。

とにかく便利で安心だということが分かりました。
実際に、どう使うのか、ですが、
FireDragonの商品でクッカーがありますので、
一緒に使っていただくのがおススメです。
お手持ちのクッカーでも構いませんが、サイズや燃料が溶け出ないかなどご注意ください。


クッカーは大小で2種類。
大のほうには固形燃料が3つ収まるようになっています。持運びが楽です。
Folding Cooker  115g/11.5x7x2.6cm(収納時)
Mini Cooker 40g
※小サイズには2つ収まります※それぞれ別売りです
※クッカーは現在欠品しており、次回入荷6月の予定です

固形燃料は6個セット850円(税別)、12個セット1600円(税別)です。
※1個27g

固形燃料は災害時にも威力を発揮します。
山やキャンプ利用だけでなく、家庭での備蓄にもオススメですよ。

保管方法
直射日光やあたたかい場所は避け、日の当たらない場所で保管してください。
高温はエタノールが溶ける原因となります。