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SAMAYA

About Samaya®

Samaya®は、フランス・アヌシーで製品をデザインし、シャモニーの高地や世界の最高峰の環境でテストを行い、世界中の愛好家に先鋭的なプロダクトを提供しています。
軽量で扱いやすいSamaya®のプロダクトは、その先鋭的な機能とは対照的にエレガントであり、Samaya®はあなたの山行をスタイリッシュで刺激的なものにすることを約束します。

History Samaya®

2018年、理想的な製品が存在しなかったため、ギザン・パイパースは「夢のテント」を作った。
2019年にISPO BrandNewのファイナリストとなったALPINEシリーズの「Samaya2.5」は、2020年初頭に初のISPOアワードを受賞しました。

世界各地の高地や研究所でテストされたSamaya®のプロダクトは、軽さ、技術性、快適性を追求した結果です。Samaya®がデザインした各製品は、自然と(再)接続するユニークでパワフルな体験の鍵となり、これからもイノベーションを起こし続けます。

Samaya® DNA

六角形のロゴは、Samaya®の創造の源泉を具現化したもので、一つはバランス(幾何学的精度)、もう一つはダイナミックさ(芸術的な非整合性)です。また、六角形はSamaya®のルーツであるフランスのグラフィックシンボルであり、氷の結晶など自然界に存在する構造でもあります。Samaya®の最初のテントモデル「Samaya2.5」は、その六角形の構造を採用し、唯一無二のデザインを確立しています。

ALPINEシリーズのテントは、多用途性が特徴です。4シーズン用で開発されたこの軽量コンパクトなシングルウォールテントは、一年中どんなコンディションでも快適に使用できるテントを求めるすべての人にお勧めできます。快適性を最大限に引き出すため、アルパインシリーズ用に防水通気素材のNANOVENT®メンブレンを開発しました。

ULTRAシリーズは、アルパインスタイルの登攀を行うアスリートの非常に厳しい仕様に応えて設計されています。軽さを追求し、すべてダイニーマ®で設計された、技術の凝縮された最高峰のプロダクトです。

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Samaya®
Japan Athlete

成瀬洋平さん

成瀬 洋平
なるせ ようへい

1982年岐阜県生まれ、在住。イラストレーター、ライター、クライミングインストラクター。森の中にセルフビルドしたアトリエ小屋で制作を行う。日本山岳ガイド協会認定スポーツクライミングインストラクター。笠置山クライミング協会。

父や従伯父の影響で小学生の頃から登山に親しみ、高校生でフリークライミングを始めた。岐阜の田舎にクライミングジムはない。自宅の倉庫に小さなプライベートウォールを作り、毎日登っては鳳来などの岩場へ出かけた。

高校3年の夏、自分の山旅を絵や文章で表現したいと思った。選んだのは独特の淡い色合いを持つ透明水彩絵具。以来、独学で水彩画を描き続けている。

学生時代は動物学者で『シートン動物誌 全12巻』やH.D.ソローの『ウォールデン 森の生活』の翻訳を手がけた今泉吉晴氏に師事。初めての海外への旅は19歳、アメリカのアウトドアカルチャーの起源を訪ねてバックパックに衣食住とクライミングシューズ、そして画材を詰め込み、一人でヨセミテへ向かった。

その後、北米北西海岸先住民と日本人移民との交流史を調べながらカナダ西海岸を歩いたり、鮭の民話を追って日本の東北地方を歩いた。卒業後は1年間の会社員生活を経てフリーランスのライター、イラストレーターとして、山岳雑誌を中心に活動を始めた。

都会での暮らしに息詰まり、28歳で地元にUターン。森の中にアトリエ小屋をセルフビルドし、制作の拠点とする。また、公開されたばかりの笠置山の岩場に関わるようになり、再びフリークライミングに熱中するようになった。クライミングインストラクターの資格を取得して2017年より「成瀬クライミングスクール」を主宰。地元の岩場を中心に開拓を行い、フリークライミングを通して人と自然との折り合いの付け方やクライミングと芸術の境界を行き来する表現を模索している。2023年、イタリア・オルコ渓谷のルーフクラック「Green Spit」(8b)完登。

impression Samaya 2.0

昨年、モンブラン山群へクライミングトリップに出かけた。画材を持っていったのは言うまでもない。氷河上でのキャンプ。2.0の横開きの大きな出入り口のおかげでテントの中にいながら(お尻にマットを敷いたまま、あるいは膝までシュラフに潜ったままで。実はその時体調不良でとても外で描く気力がなかった)、朝な夕なに刻々と色彩を変える山々をスケッチできたのは至高のひと時だった。こんなにも大きく風景が見渡せるテントは他にないだろう。私にとって2.0は快適な住空間であるのはもちろん、大切なアトリエでもある。

加藤直之さん

加藤 直之
かとう なおゆき

IFMGA/UIAGM 国際山岳ガイド
日本バックカントリースキーガイド協会 会長
日本雪崩ネットワーク 雪崩業務従事者レベル2・プロフェッショナルメンバー
Wilderness Emergency Medical Technician
TENGU CAT-SKI GUIDES ディレクター/ヘッドガイド
国立登山研修所 講師
国際自然環境アウトドア専門学校(INAC) 講師

左:nisei nakata photo 右:utah sato photo

東京で生まれ育ち、カブスカウトの活動を通して自然の偉大さに触れる。その頃父の書棚を通して植村直己や新田次郎と出会い、その中で幾度となく語られる「アラスカ」 に、いつしか強い憧れを抱くようになった。

スノーボードを介してさらに山の魅力に取り憑かれ、勢い余ってアラスカ大学フェアバンクス校自然環境マネジメント科に入学。極北での生活は命がけ。授業のない週末や長い休みにはスプリットボードを駆使して氷河をアプローチし登攀・滑降に至るという山行スタイルを築き上げる。リモートかつ困難な山々に足跡を刻み、春休みにはデナリ(6194m)のあるアラスカ山脈へ通う。

左:銀河の滝 右:デナリガイド

卒業後はヒマラヤやヨーロッパアルプスを中心にその情熱を傾けたが、現在は隔絶された辺境地を舞台に世界を登る・滑る旅を大切にしている。同時に国際山岳ガイドとして世界中を飛び回り、現在、冬は北海道・北大雪にてTENGU CAT-SKI GUIDESのディレクター兼ヘッドガイド、春から夏にかけてはアラスカやカナダ、ヨーロッパアルプスで活動していることが多い。それ以外は八ヶ岳の麓に住み、山とクライミングと田舎暮らしを楽しんでいる。

impression Samaya 2.5

長年の相棒。主に数日間の国内スノーボードトリップや長期の海外遠征の際に使用している。パートナーと2名でゆったりギアも存分に中に入れられるのでとても贅沢な空間だ。もちろん、シングルウォールで軽量なので荷上げの負担も少なく、風にも強い。さらに、晩秋はここ数年アメリカ・ユタ州の砂漠での長期クライミングを行っているが、そこではベースキャンプとしても使っており、別途、前室を付ければ快適な我が家だ。

impression Samaya 2.0

2.5に負けずのヘビロテである。2名でも使う事があるが、主にソロテントとして贅沢に使っている。四季を問わず、どんなシチュエーションでも頼っており、横開きのメリットは数知れず。夏の沢で狭い岩棚やコルに張り、朝起きてジッパー越しに見える景色はプライスレスだ。とにかく軽量なので、スタッフサックに入れずパックの隙間に押し込んでGOできる遠征時のアタックテントとしてもAssaut2Ultraと双璧。やや広いのでこちらを選ぶことが多い。

晩秋の瑞牆 SAMAYA2.5

Samaya2.0 hiroyanakata

厳冬の北大雪 ASSAUT2 ULTRA

晩秋の瑞牆 SAMAYA2.5

左:厳冬の北大雪 ASSAUT2 ULTRA 右:Samaya2.0 hiroyanakata